1冊目は、『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

喜多川泰さんの小説を、占い鑑定士仲間の大好きなお友達からおすすめされて、直ぐに図書館に借りに行き読み始めました。

偶然の出会いは、沢山のご縁を結び、必然な繋がりを感じる主人公の成長物語です。

是非、中学2年生の二男に読んで欲しいと、思い付きました。

それでも、二男からは

「今は俺の事は放っていてくれ、反抗期なんだ」

と日頃から言われているので、自分の状況を言葉で伝えてくれる二男が、愛しくてたまりません笑。

放っておいて欲しい、今なので、実際におすすめすることはしなかったです。

2冊目は、

『よくがんばりました。』

著者である、喜多川さんの故郷のお祭りがキーポイントになっているお話でした。

この本は、今の私にドンピシャなメッセージが盛り沢山に入っていて、今の私への宇宙からのプレゼントだ!と壮大な気持ちになり、受け取りながら、気が散りやすい私に反して一気に読過しました!

ネタバレは避けたいので、本の中のメッセージについては触れずに、「人ひとりの印象は、人が観る価値観によって多面的に変わるもの。」という一節から、夫の事を書き始めます。

主人公と自分の気持ちがリンクして

私からみた夫は、被害者意識が強い、自分からみた弱い立場に見立てた人に対してマウントを取ってくる気が小さい人。

家族や身内以外には、ただただ、いい人に映っているように私にはみえます。

夫の特徴を挙げ出すと、わんさか出てきます。

最近の被害者意識が強い会話を1つ上げると、私が重症貧血で10日間入院して退院後の会話です。

私は、退院後も自宅で疲れたら寝る、安静に過ごす期間が長く続いていました。

それでも、相手の状況はお構いなしに、夫はマイペースに自分の快適さが保てない状況には、逐一クレームを入れてきます。

夫からの苦言はあるけれど、特に協力は得られない状況は、心理的なストレスが溜まっていきますが、長女に助けて貰いながら、買い物や家事をこなす日々でした。

捉え方の違い

何か、切っ掛けがあったわけではないのだけど、退院して一ヶ月程過ぎてから、私と長男の分は作らないものの、自分と下2人の子どもの朝ご飯を作ってくれるようになりました。

私と長男の分は作らない価値観は、私が大変そうだからといった、私が望むような、いたわり合う助け合いの精神ではなく、自分が食べたい朝ご飯を作りたいが動機だったと感じます。

それでも、1年も継続して朝ご飯を作り続けてくれている状況に、私は感謝が出てきていました。

心からの感謝の気持ちを込めて、

「朝食作りをしてくれて、1年が過ぎている、私は負担が減りとても、助かっているの、ありがとう」と伝えると、夫の反応は私の予想とは真逆のもので、私の心は萎縮しました。

夫からは、「お気楽で良いな(怒)俺にさせやがって(怒)」だったのです。

普段の会話でも、怒る、否定する、スルーするパターンばかりの夫は、お礼に対しても怒りで返すのかと、残念な気持ちになりました。

直後は、驚きと悲しみで夫の気持ちは?????でしたが、落ち着いた頃、お友達に相談をしてみると

「「お前がいたらない、出来ないからしてやってるんだ!お前のせいだ!」があるんじゃない。」

と教えてもらって、返答の仕方のアドバイスは

「「朝ご飯を毎日作ってもらっていて、私がいたらないばかりに、ごめんなさい。」なんじゃない?」

と、教えてもらい、

「なるほど!」と理解が出来て、今の私には、その器用さが「無い」との結論に至りました。

私と夫の、ものの捉え方は見事に違うので会話をしたくても、キャッチボールが出来ません。

人は、自分のチャンネルを映して生きている

過去、子育てに対して、子どもへの接し方に関して、私に対して、地域活動に関して、学校とのやり取りに対して、自分中心な言動はひたすらに続きます。

それは、私には許せない、忘れてはいけない、無かった事には出来ない、理解は出来ない出来事の数々です。

それでも最近、この小説に出てくるように、「人ひとりの印象は、多面的にみえる箇所はかわるもの」が理解出来るようになってきました。

私からの視点でみると、夫として父親として、クソのような振舞が多いけれど、夫自身がこれまでの育ちを含め身に付けた価値観、自分が可愛い、自分が一番な態度はある意味彼の強さで在り(私からみたら弱さですが)、彼の持ち味なのかもしれないです。

私からみていると、「幸せな人だなあ」と映っています。

彼なりの愛情が、そこには存在しているけれど、家族にはマイナスにしか感じられない、私にしたらマイナスな愛情であると今でも感じています。

私が「暑い」と言うと「暑くない」と応える。

私が「困っている」と言うと「困っていない」と応える。

私が「助けて欲しい」と言うと「そうじゃない。お母さんは、分かっていない」と応える。

私の気持ちが夫に届くことは、この先もなさそうだ、が今の感触です。

「よくがんばりました」を読んで感じた事は、自分の在り方が主人公と重なり、1つの物事や相手に対して良い悪いとジャッジする姿勢は、自分を守る為の物で在り、平行線をたどる期間が長いということ、と

自己成長する方を選ぶのなら、物事や相手に対して、感謝の気持ちを持ちつつ、少し高い視点でみてみることがとっても有効である、と家族関係や子育ての経験から学んだ事の確認になり、それで良いんだよ、よくがんばりましたの印鑑が押されたような気持ちになりました。


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